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革へのこだわり

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CURRICULUM

  • 1限目 天然皮革の基礎知識
  • 2限目 ヌメ革の基礎知識メンテ術
  • コードバンの基礎知識とメンテ術
  • ブライドルレザーの特徴とメンテ術
  • マットーネの特徴とメンテ術
  • ナポレオンカーフの特徴とメンテ術
  • パティーナの特徴とメンテ術
  • マルティーニの特徴とメンテ術
  • 4限目 ヨーロッパの革事情
  • 5限目 革ができるまで
  • 6限目 革の種類
  • 補講 革のキーワード辞典
  • 野外授業 職人達の集い

天然皮革の基礎知識

天然皮革にも仕上げによってさまざまな表情になります。今回そんな中でも、2種類の仕上げ(色付け)方法により、異なる特性をご説明します。

これだけは絶対に知っておきたい革の色付け方法

革の色付けの方法は、大きく分けて2つあります。

染色の方法は、顔料仕上げと仕上げの2つに分かれます。
もしくは混合の場合もあります。


●染料仕上げ

染料仕上げは、染料の入ったプールのようなモノに革を浸す事で、色を入れていきます。伝統的なタンナーとなると、複数のプール(ピット槽)に浸していき、色を入れていきます。染料仕上げは、主にイタリアが得意だと感じております。染料仕上げながら、美しい発色と色味の素晴らしさは圧巻です。

●顔料仕上げ

顔料仕上げは、表面に色の粒子を細かく塗す事で、色を付けていきます。表面を塗膜で覆ってしまう為、エイジングなどの経年変化は期待できませんが、発色は美しく色落ちなども少ない傾向にあります。比較的扱い易く、日々の使用でもあまり神経質になる必要はありません。顔料仕上げは、フランスやドイツなどが得意な印象を受けます。


現在はこの顔料と染料の混合で、美しい色を出す場合もあります。これはセミアニリン仕上げと呼びます。染料により染め上げ、薄い顔料を施す事で、深みと発色の良さを出すという仕上げ方法です。

染料仕上げ 顔料仕上げ

染料仕上げの知識と特徴 染料仕上げは、革本来の風合いを出すため、以下のような特徴があります。

バラキズ

引っかいたような傷や、虫刺され、怪我などが痕になって現れます。 一見、爪で引っかいたような痕に見えますが、立派な染料仕上げの証です。この傷こそ、天然皮革の証なのです。

革らしいシワの表情(通称:トラ)

動物は人間と同様に、生きている間に皮膚にシワができることがあります。 筋状に何本も走ることもあるシワは、革の証。革らしい表情を醸し出してくれる大切なものです。

色の濃度の違い

季節や革の種類、部位によって、革の色の濃さが異なってきます。 1枚の革の中でも色の差が起きるのはそのためで、その変化も天然皮革の醍醐味の一つといえます。

稲妻のように走る、皮革の証

稲妻のように革の表面は、ウシの血筋です。 筋状に何本も走ることもあり、革らしい表情を演出してくれる重要な要素の1つです。このような表情も、天然皮革ならでは!

顔料仕上げや染料仕上げと、色入れの仕上げ方法について説明させていただきましたが、革の品質を大きく左右するモノは、原皮です。大元の原皮が良くなければ、良質な革素材を作ることが出来ません。伝統的なタンナー(革を作る工場)となると、良い原皮が無ければ、そもそも革自体が生産されないということも良くあります。例えば、今年は原皮が悪いから生産数は少なめなど。それにより、調達量も不安定となり、ココマイスターでは限られた本数での生産が多くなっています。原皮の品質さえ気にしなければ、かなり多くの量を生産することができますが、ココマイスターの革素材を生み出しているタンナーは全て、原皮にこだわっております。

エイジング(経年変化)をお求めの場合は、染料仕上げの皮革をお選びください。顔料仕上げではエイジングは期待できません。また、セミアニリン仕上げについても、エイジングはあまり期待できません。ココマイスターの染料仕上げの素材は、エイジングした後の美しさにも定評があります。どちらも天然皮革であり、個性豊かな素材ですので、それぞれお楽しみください。

ココマイスターの天然皮革は全て、ココマイスターのアーティスト兼デザイナーである、林佑磨の監修により、製作もしくは選定がされております。「皮革の上質という定義を、最も芸術的であること 」と考え、生み出された素材は、非常に洗練されており高い品格を誇ります。その高い芸術性が評価され、2018年・英国老舗タンナーの英国女王賞・受賞式の際に、第2代ケント公爵エドワード王子へ最も芸術的な革製品として、ココマイスターの製品がプレゼントされました。

2限目 ヌメ革の基礎知識

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